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  家庭教師の上手な断り方

 家庭教師に長期間出入りするため家庭の事情についてもある程度は知ってますし、生徒とも親密になります。だから、家庭教師を変えたい時や断りたい時にはどのようにしたらよいのか悩むということがよくあります。そんなときどう断ったら良いのかと言うことを説明していきたいと思います。

 まず、一番大切なことは、予め期間を区切っておく、という方法があります。これは、家庭教師を依頼する際に予め「夏休みの間だけお願いします」とか「今度の期末テストまでお願いします。」等。予め期間を区切っておくのです。家庭教師にも当たりハズレはありますし、生徒の相性が合うかどうかは実際に授業を受けてみないことにはわかりません。そこで、期間を限定してお願いするのです。すると、もし希望と違う家庭教師だった場合でもその期間が終わったということで断りやすくなります。また、もし希望通りの教師だった場合には、「東京の○○大学の入試が終わるまで」などと期間終了後も引き続き指導をお願いすればよいのです。最近は、家庭教師派遣会社などでも短期間の派遣サービスを実施しているようですから、そのようなサービスを利用するのもひとつの方法です。ただし、中途解約、違約金の有無など契約内容には特に注意してください。諸費用に関しては東京と神奈川・大阪などの地域で変わる場合もありますので、しっかり確認しておきましょう。

 次に、期間を区切らずに指導をお願いしたけど、希望の家庭教師と違うため断りたいという場合について説明します。先ほども説明しましたが、家庭教師は家庭の事情にある程度は踏み込むことになりますし、生徒とも親しくなります。よって、家庭教師を断るときには、後々のトラブルを防ぐためにも上手に断らなくてはなりません。特に気をつけなくてならないのは、教師のプライドを傷つけないように断ることが大切です。

 そのためには、教師を持ち上げることが大切です。というのは、教師は、どんなことでもいいから教師によって子供が変わったと親御さんから感謝されるのが一番うれしいからです。だから、たとえ生徒の成績が上がらなかった場合でも「先生のおかげであの子も少しは勉強に興味を持つようになりました。」とか、「先生のおかげであの子も少しは机に向かうようになりました。」と教師に感謝の気持ちを伝えることが大切です。このような言葉を聞いて嫌な気持ちになる教師はまずいないと思います。しかし、成績が上がっていないにもかかわらず、「先生のおかげで成績があがりました」とは言ってはいけません。家庭教師も生徒の成績に変化がないことを知っているのですから、皮肉だと受け取られてしまう恐れがあります。その点を気を付けつつ家庭教師に感謝の気持ちを伝えた上で指導を断るようにしましょう。その断り方も、成績が不振だから家庭教師を断りたい、というような断り方ではいけません。

 例えば、「おかげさまで子供に変化が見られるから、子供が自主的に勉強できるかどうか暫く様子を見てみたい」とか「子供の部活動が忙しくなってきているから家庭教師は暫く様子を見たい」など、教師とは直接的には関わりのない理由で断るのがよいでしょう。また教師の指導を断る際に、教師の派遣を派遣会社に依頼している場合(個人契約の場合も同様)には、中途解約、違約金の有無など契約内容には特に注意してください。

 

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2020/7/30 更新

 


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